- 準備不足でも早期選考を受けていいの?
- 自身がないから本選考で受けた方がいい?
- 早期選考に参加するためにはどうすればいいの?
就活生のみなさん、早期選考を受けていますでしょうか。
早期選考は時期が早いだけでなく、内定が出やすいなどのメリットが多く存在します。しかし、早い時期に行われるため、早期選考の準備不足である就活生が多く存在すると思います。
そこで、この記事では準備不足でも早期選考を受けた方が良い理由について体験談をもとにご紹介します。
この記事を読めば、準備不足でも早期選考を受けた方がいい理由だけでなく、早期選考で内定を獲得するために大切なポイントを知ることができます。
<プロフィール>
✔2024年修士卒
✔学会発表2回、原著論文投稿2本
✔早期選考で国内大手企業複数内定
✔現在、国内大手企業で勤務中
✔研究実績により奨学金半額免除
早期選考は本選考よりも早く行われる選考のこと
早期選考は、通常の本選考よりも早い時期に行われる選考のことです。
経団連が定めた就活時期の解禁日である3月1日よりも早い時期に選考が行われ、内定が出ることが一般的です。
早期選考を受けるためには、
- インターンに参加する
- 逆求人サイトから声がかかる
- OBOGから声がかかる
などがあります。
早期選考について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
>>早期選考とは?早期選考を受けるために必要なことを徹底解説
早期選考は、一般的に本選考よりも内定が出やすいと言われており、選考を受けるメリットが多く存在します。
しかし、早い時期に行われるため、準備不足である就活生が多く存在します。
多くの企業を早期選考で受けて内定を獲得した筆者の経験から、早期選考は準備不足でも受けた方が良いと考えます。
準備不足でも早期選考を受けるべき理由についてご紹介します。
早期選考は準備不足でも受けるべき理由
早期選考を準備不足でも受けるべき理由は、
- 面接の経験を積めるから
- 本選考よりも内定が貰いやすい
- 準備不足の就活生が多い
などがあります。
それぞれについて詳しく解説していきます。
理由①:面接の経験を積めるから
就活の面接対策の一番は、面接を経験することです。
第一志望の企業を受ける前に早期選考で面接を経験しておくことで、一番就職したい企業の面接を万全の体制で受けられます。
複数の企業の早期選考を受けて、面接での失敗点を克服することが大切です。
うまく面接を乗り越えるためには、面接経験を増やすことが一番!
理由②:本選考よりも内定が貰いやすい
早期選考は、本選考よりも内定が出やすいと一般的に言われています。
実際に就活生にアンケートを取ったリクルートの調査結果によると、早期選考に参加した約30%が内定を獲得していることが明らかになっています。この結果から、早期選考に参加して内定を獲得すべきです。
そして、早期選考は採用枠が多く残っているため、企業も積極的に内定を出す傾向があります。
以上のことから、早期選考は本選考よりも内定が出やすいため、就活生は積極的に早期選考を受けて内定を獲得することをおすすめします。
早期選考で5社近く内定をもらっている就活生も多くいるから、どんどんチャレンジしてみよう。
理由③:準備不足の就活生が多い
早期選考は、学部生なら大学3年生、修士なら大学院1年生を対象に行われています。
大学3年生は就活を始めたばかりであり、ガクチカや自己PRが固まっていない人が多く存在します。
この状況で選考が行われるため、早期選考に対して準備不足である就活生が多いです。
早期選考時点で就活生が準備不足である理由は、
- ガクチカや自己PRがない
- 面接対策を十分にやっていない
- 選考対策の時間が不十分
- 職種や業界が決まっていない
などのように色々な理由があります。
どんなに準備が不足している場合でも、早期選考を受けるメリットは多く存在するため、早期選考を受けることをオススメします。
筆者が早期選考を受けて感じた早期選考を受けることのメリットをご紹介します。
早期選考を受けることのメリット
早期選考を受けることのメリットは、
- 選考の経験をつめる
- 早くに内定が貰える
- 就活を有利に進められる
があります。
それぞれのメリットについて解説します。
早期選考のメリット①:選考の経験をつめる
早期選考では、本選考と同じような選考内容で行われることが多いです。
早期選考の選考内容は、
- 書類選考
- 適性検査
- グループディスカッション
- 面接
などがあります。
これらの選考を早期に経験することができるため、第一志望の企業の選考に向けて練習できます。
特に面接は、数多く経験することが一番の対策になります。
早期選考に積極的に参加して内定を獲得することをオススメします。
SPIや適性検査も多く受けることでどんどん慣れていくよ。
早期選考のメリット②:早くに内定が貰える
早期選考で内定が出る時期は、早くて大学生3年や院生1年の夏であり、選考解禁時期よりも半年以上早いです。
早くに内定を獲得することで、
- 精神的な安心感が得られる
- 時間の余裕を作れる
- 選考の経験を積める
早くに内定を貰えることで自分に自信を持つことができるため、他社の選考に対して自信を持って受けられます。
それだけでなく、内定を一つ獲得するだけで精神的な安心感を得ることができます。
他の就活生が内定を持っていない中で、自分だけが内定を持っていると非常に優越感に浸れます。
これで生まれる気持ちの余裕が他の企業の選考を有利に進めることが可能です。
内定ひとつあるだけで心の余裕が全然違うよ。
面接も堂々と受け答えができるようになるよ。
早期選考を受けるデメリット
早期選考を受けることでメリットが多くありますが、デメリットが少しだけあります。
筆者が早期選考を受けて感じたデメリットは、
- 内定を貰ったらやる気なくなる
- 自分に自信がなくなる
- 本選考にチャレンジできる
などがあります。
それらの早期選考のデメリットについて解説します。
内定を貰ったら就活を継続するやる気がなくなる
早期選考がうまく行って内定を獲得した場合、安心感によって他の会社の選考を継続するやる気がなくなる可能性があります。
例えば、早期選考で第2志望群あたりの企業に内定を貰ったため、第1志望群の企業の選考に対する必死さがなくなり、やる気がなくなることがあります。
もし、第1志望の企業以外から内定を貰ったとしても、絶対に就活をやめることがないようにしてください。
絶対にあなたが就職したいと思う企業の選考を受けましょう。
内定持っている安心感で就活のやる気がなくなる人が多くいるよ。
自信がなくなる可能性がある
もし、早期選考で受けた企業の選考に落ちてしまった場合、自分に自信が持てなくなる可能性があります。
万が一、早期選考に落ちてしまったとしても、気にせず就活を継続しましょう。
就活は企業との相性が大きいです。
自分が悪いわけでなく、企業とのご縁がなかっただけですから、切り替えて就活を進めてください。
落ちた時は本当に凹みます。でも切り替えて就活を継続することが大切!
本選考でチャレンジできなくなる
行きたい企業の早期選考に落ちてしまった場合に本選考でチャレンジすることができない場合があります。
基本的に選考を受ける回数は、選考の種類に関係なく一回と決めている企業が一般的です。
このため、準備不足や急いで早期選考を受けて落ちてしまったとしても、本選考を受けることができません。
基本的に準備不足と思ったとしても早期選考を受けることをオススメしていますが、本当にガクチカや自己PRが本当にないという方は早期選考を見送って本選考を受けるという選択も悪くないと思います。
早期選考を受けるために必要なこと
早期選考を受けるためには、下記のようなことをする必要があります。
- インターンに参加する
- 逆求人サイトを活用する
- 就活エージェントを活用する
- OBOGに紹介してもらう
それぞれの早期選考を受けるために必要なことをご紹介します。
インターンに参加する
早期選考を受けるためには、インターンに参加することが近道となります。
インターンの出席者のなかで、グループディスカッションを通じて優秀であると感じた学生に対して早期選考の案内を出すことがあります。
そのため、早期選考に進むためには、積極的にインターンへ参加するだけでなく、インターン中のセミナーやグループディスカッションを頑張ることが重要になります。
企業は選考の情報だけでなく、インターンで得た学生の情報も参考にして内定を出しますから、インターン中は気を引き締めて頑張りましょう。
逆求人サイトを活用する
早期選考に進むためには、逆求人サイトを活用することが有効です。
逆求人サイトは、登録するだけで企業から特別なスカウトが貰える就活サービスです。逆求人サイトを通じて貰えるスカウトは、一部選考免除や限定インターン、早期選考に進めるなどの特典がついています。
このため、就活生は逆求人サイトを利用することで、早期選考に進める可能性が高くなります。
早期選考を受けて就活を有利に進めたい方には、逆求人サイトを利用することをオススメします。筆者も逆求人サイトを利用したところ、複数の企業のインターンや早期選考に参加することができました。
筆者が逆求人サイトを利用してみた結果を下記の記事でまとめてます。
>>逆求人サイトを利用してみた結果!企業名やスカウトの内容をご紹介
近年の就活では逆求人サイトを利用して就活している人も多いため、就活には逆求人サイトが必須です。
もし、逆求人サイトを利用していない人は下記の逆求人サイトに登録しましょう。
理系学生にオススメの就活サイト | |
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早期選考で内定を獲得するための対策
早期選考で内定を貰うためには、下記のような対策をすることが大切です。
- 自己分析を確実に行う
- ガクチカをまとめる
- インターンに積極的に参加する
自己分析を確実に行う
面接を受ける企業に対して、「なぜ自分がこの会社に就職したいのか」を自分の考えをもとに説明する必要があります。
このとき、自己分析を通じて志望理由を言語化することが大切です。
早期選考を受ける前には、自己分析を確実に行って書類選考や面接を通過できるようにしましょう。
ガクチカをまとめる
早期選考を受けるためには、ESを仕上げる必要があります。
ESの内容には、
- 自己PR
- 自分の強み、特徴、性格
- 長所・短所
- 趣味・特技
- 保有資格・免許
- 学生時代の経験
- ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)
- サークル活動、アルバイト経験
- 研究内容
- 挫折経験とそこから学んだこと
- 志望動機
- 志望理由
- 業界・企業選びの軸
- 企業研究の内容
- キャリアプラン
- 入社後にやりたいこと
- 将来の目標・ビジョン
- キャリアプラン
のように多くのことが求められる可能性があります。
ただし、このような多くのことを考えるのは、大変ですよね。
ガクチカを効率的にまとめるためには、「ワンキャリア」の活用がオススメです。
ワンキャリアは、過去の内定者が投稿したESや選考内容、面接内容などを見ることができる就活サービスです。
筆者は、ワンキャリアを使って徹底的に対策したことで、早期選考で内定を獲得することができました。
この経験から、就活生にワンキャリアを使って就活することをオススメしています。
ワンキャリアのサービス内容や評判について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
>>ワンキャリアの評判は?ワンキャリアを実際に使ってみた感想を徹底レビュー
インターンに積極的に参加する
早期選考に進むためには、
- インターンに参加する
- 逆求人サイトからスカウトを貰う
ことが条件になっている企業が多いです。
このため、夏秋インターンに積極的に参加することが、早期選考に進める可能性を高めることができます。
インターンに参加することで、企業の業務内容や社風を実際に体験し、自分に合うかどうかを確認できます。また、企業側もインターンを通じて、学生のスキルや適性を評価します。インターン中に良い印象を残せば、早期選考で有利に働き、内定に近づく可能性が高まります。
さらに、インターンで得た人脈も重要です。社員や他のインターン生とのつながりは、就職活動やキャリア形成において役立ちます。情報交換やアドバイスを通じて、より効果的に就職活動を進めることができるでしょう。
インターンに参加するためには、事前の企業研究や応募書類の準備が欠かせません。しっかりと準備を行い、積極的にインターンに参加することで、自分の成長につなげ、早期選考の成功を目指しましょう。
【まとめ】早期選考は準備不足でも受けてみた方が良い
本記事では、早期選考の案内が来ているけど、準備不足で受けるか悩んでいるという学生に対してどうするべきかを解説しました。
結論として、早期選考は準備不足でも受けてみた方が良いです。
早期選考を準備不足でも受けるべき理由は、
- 面接の経験を積めるから
- 本選考よりも内定が貰いやすい
- 準備不足の就活生が多い
などがあります。
早期選考を受けるにあたって、自己分析や面接練習を最低限行いチャレンジしてみましょう。
みなさんの就職活動がうまくいくことを願っています。
頑張ってください。