- 研究が忙しすぎて就活と両立が難しい
- 理系大学院生の効率の良い就活の進め方がわからない
- 大学院に入学予定だけど研究と就活はどうやって進めればいいのかわからない
理系大学院生は、研究や就活、後輩指導などのようにやることが多すぎて忙しく、研究と就活を両立するのが難しいです。
研究と就活を両立するためには、逆求人サイトを活用して効率的に就活を進めることがオススメです。逆求人サイトは、登録だけで企業から連絡が来るため、内定までの最短ルートです。
この記事では、理系大学院生の効率の良い就活の進め方について解説します。手順通りに就活を進めれば、修士1年生までに内定をもらえるようになります。
<プロフィール>
✔2024年修士卒
✔学会発表2回、原著論文投稿2本
✔早期選考で国内大手企業複数内定
✔現在、国内大手企業で勤務中
✔研究実績により奨学金半額免除
理系大学院生の実態・悩み
理系大学院生の上手くいく就活の進め方をご説明する前に、2022年秋に行った全国大学生協連の調査「第12回 全国院生生活実態調査」を基に大学院生の現状についてご説明します。
その後、理系大学院生の実態を踏まえた上で、研究で忙しい理系大学院生の上手くいく就活の進め方についてご紹介します。
理系大学院生は忙しい
理系大学院生は、研究室に配属されて指導教員のもとで研究を行います。
理系大学院生の本業は、修士論文に関連する研究ですが、他にもやらなければいけないことが多くあります。
理系大学院生のやらなければならないことは、下記のとおりです。
- 研究(作業&ゼミ)
- 授業
- 就活
- 後輩指導
- 実験補助(TA)
- アルバイト
理系大学院生は、研究以外に少なくとも5つもやることがあるため、忙しいことがわかります。このなかでも、研究と就活は、非常に時間がかかるため、就活と研究の時間の使い方が非常に難しいです。
理系大学院生の大きな悩みは研究と就活の両立
理系大学院生の悩みは、全国大学生協連の実態調査のデータによると、下記のような悩みがあることが報告されています。
研究と就職活動の両立が難しく、どちらとも中途半端になってしまうのではという不安はある。
第12回全国院生生活実態調査 概要報告 |全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連) (univcoop.or.jp)
研究を進めたいが就活もしたいという気持ちで焦ってしまい不安が拭いきれない。
第12回全国院生生活実態調査 概要報告 |全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連) (univcoop.or.jp)
研究活動の忙しさが想像以上だったため、就活との両立も想像以上に困難
~繁忙期の研究室滞在「10時間以上」が半数以上、研究テーマを仕事に活かしたい学生は半数に~ /HR総研×LabBase:理系学生(院生)の実態調査 結果報告【1】 – HR総研 | 人事のプロを支援するHRプロ (hrpro.co.jp)
調査結果から、理系大学院生は研究と就活の両立に悩んでいる人が多いことがわかります。
理系大学院生の忙しさの実態について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
>>理系大学院生は忙しい?修士卒の筆者が理系大学院生の実態について解説
実際にこのような動画が大学院生の実態だと思います。
忙しい大学院生は、少し工夫するだけでラクに研究と就活を両立することができます。
本記事では、理系大学院生の悩みである研究と就活の両立を解決するために、研究と就活の両立する方法をご紹介します。
理系大学院生の研究と就活を両立する方法
理系大学院生の研究と就活を両立するための方法は、下記の3つを意識することで可能です。
- 就活サービスを活用して効率よく就活を進める
- 修士1年生に就活を頑張る
- 内定獲得後は研究に集中する
研究と就活を両立するために意識することについてご説明します。
就活サービスを活用して効率よく就活を進める
研究と就活を両立するためには、効率よく就活を進める必要があります。
就活の時間を減らすためには、就活サービスを利用することが有効です。
理系大学院生の就活に必須である就活サービスが逆求人サイトです。
逆求人サイトは、登録しておくだけで、有名な企業から選考免除や特別インターンの招待などのスカウトが貰えるため、理系大学院生に絶対必要なサービスです。
逆求人サイトを利用することで、選考を有利に進められるため、就活の時間を減らすことができます。
理系大学院生にオススメの逆求人サイトについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
>>【2024年版】理系大学院生が使うべきオススメの逆求人サイト4選
修士1年生に就活を頑張る
就活と研究を両立するためには、修士1年生のときに就活を頑張って内定を早く獲得することが大切です。
修士1年生のときに就活を頑張ることで、修士2年生のときは、研究に集中することができます。
理系大学院生が研究と就活を両立するための就活スケジュールに関しては、下記の記事を参考にしてください。
早期選考のほうが採用枠が空いていることから、内定が出やすいと一般的に言われています。なので、就活の面でも修士1年で早期選考に注力することがオススメです。
内定獲得後は研究に集中する
就活と研究を両立するためには、内定を獲得したあとは、研究に集中することが大切です。
内定を獲得するまでは、研究に集中しているはずなので、その分を取り戻すために、就活に費やしていた時間を研究に当てることをオススメします。
研究にフルコミットすることが学会発表や論文投稿などの研究成果に繋がり、奨学金免除などのメリットがあります。
理系大学院生の就活の進め方
理系大学院生の就活の進め方は、下記の手順です。
- 就活サイトに登録する
- インターンに参加する
- 早期選考で面接を受ける
それぞれの手順について解説します。
【STEP1】就活サイトに登録する
まず最初に就活サイトに登録する必要があります。
理系大学院生の必須就活サービスは、
です。
それぞれのサイトの特徴や利点は、理系大学院生が使うべき逆求人サイトおすすめ4選 で解説しています。
【STEP2】夏・秋インターンに参加する
逆求人サイトでスカウトを貰った企業やエントリーした企業の夏・秋インターンに参加することで、内定に繋がりやすくなります。
夏インターンや秋インターンに参加することで、早期選考に進める可能性が高くなります。
早期選考は、経団連が定める解禁日よりも早く行われる選考のことであり、採用枠が空いていることから一般的に内定が出やすいと言われています。
実際にリクルートが実施した調査結果によると、早期選考にエントリーした学生の割合が51.5%であるのに対して、早期選考で内定を貰えた学生は22.1%です。
この結果から、早期選考を受けた学生の約半分は、早期選考で内定を貰えていることがわかります。このため、早期選考は内定が出やすいことがわかります。
忙しい理系大学院生は、内定が出やすい早期選考を受けることで、就活を早く終わらせることができます。
早期選考について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
【STEP3】早期選考で面接を受ける
インターンやセミナーに参加したあとに早期選考の案内が来た場合は、なるべく早期選考で面接に進んだほうがよいです。
早期選考は、STEP2でも解説したように通常の選考よりも内定が出やすい傾向があるので、少しでも行きたい企業であれば受けることをオススメします。
早期選考の面接対策は、
- 大学の就職課で面接練習をする
- 同期や先輩に面接練習してもらう
- 就活エージェントを活用する
などがあります。
皆さんの生活環境に合わせて、最適な方法で面接練習をしてみてください。
面接練習は、想定される質問を挙げられることや、質疑応答の練習になるため、内定に繋がりやすくなります。
理系大学院生におススメの就活サイト
理系大学院生は研究で忙しいため、就活サイトを有効活用して効率的に内定を獲得する必要があります。
しかし、就活サイトは多くのサービスがあるため、どの就活サイトに登録する必要があるのかよくわからないですよね。
そこで、筆者が実際に就活時代に利用した就活サイトのなかでも、使ってよかったと思える就活サイトをご紹介します。
筆者が理系大学院生にオススメする就活サイトは、下記のとおりです。
理系学生にオススメの就活サイト | |
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テックオファー | 登録するだけで大手企業や有名企業からスカウトが届く、理系学生に特化したオファー型就活サイト。 限定インターンや選考などの特典付きのスカウトが登録するだけで届くため、就活を有利に進めることができる。 【公式】https://techoffer.jp/ 【口コミ】テックオファーの評判と体験談 【理系学生向け】 登録で最大2,000円分のアマギフが貰える紹介キャンペーンを実施中 |
ラボベース | 登録だけで超有名企業からスカウトが届く、研究で忙しい理系学生向けのオファー型就活サイト。 スカウトの質に定評があり、自分から志望企業に『気になる』機能でアピールでできる。 【公式】https://compass.labbase.jp 【口コミ】ラボベースの評判と体験談 【修士1年・学部3年向け】 登録で1,500円分のアマギフが貰える紹介キャンペーンを実施中 |
アカリク | 修士・博士を求める企業が多数利用している大学院生に特化したオファー型就活サイト。 大学院生を積極的に採用したい企業からスカウトが届くため、選考免除などの優遇を受けられる。 【公式】https://acaric.jp 【口コミ】アカリクの評判と体験談 【大学院生向け】 登録で2,000円分のアマギフが貰える紹介キャンペーンを実施中 |
数多くの就活サイトに登録することが内定への一歩となります。
もし、一つでも登録したことがない就活サイトがあれば、登録することをおすすめします。
【まとめ】理系大学院生は早期選考で早く就活を終わらそう(目標は修士1年で就活を終わらせる)
理系大学院生は、研究で時間がなくなるため、効率よく就活する必要があります。効率よく就活するためには、修士1年の時から、早期選考で内定を貰う必要があります。
早期選考で内定を貰いやすくするためには、ラボベースなどの逆求人サイトに登録することが大事です。
逆求人サイトに登録しておくだけで、様々な企業から選考免除などの特別なスカウトが届きます。なので、忙しい理系大学院生には非常にオススメできるサービスです。オススメする逆求人サイトは、「理系大学院生が使うべき逆求人サイト就活サイトおすすめ4選」でご紹介しています。
理系大学院生は、就活と研究、後輩指導などでとても忙しい生活を送っていると思いますが、今回紹介した就活の進め方で効率的に内定を獲得してください。